講師を務めた八木英二氏(京都橘大学教授)は、学校における「人権教育」という場合に、「まずは子どもの発達ということであり、子どもを充実させる教育そのものが大切」とし、「人権教育」の人権内容については、「『権力との関係(規律)』が肝要であり、行政側が作成するテキストの扱いは常に微妙な問題をはらんでいるはず」とした。
また、「人権侵害を教育実践によって無くすことができるのか」と問い、「人権教育」における「成果主義」の問題点も指摘した。
講演では、「今世紀の新たな『人権と教育』の問題性」として、「貧困と格差の広がり」のなかで孤立を深めていく子ども・若者の状況についても指摘があった。

▲人権教育を考える講演会(高知市桟橋通・自由民権記念館)

