高知高教組日誌

高知県高等学校教職員組合の活動や教育に関わる情報を発信していきます。

勝野正章さん CEART委員に就任!

県教研(08年11月2・3日)の全体会でも講演された勝野正章さん(東京大学准教授)が、ILO・ユネスコ教員勧告適用共同専門家委員会(CEART)の委員に選ばれました。

勝野さんは教員評価問題などで、本県にも何度も足を運んでくださり、その都度、私たち教職員を励ましてくださっています。また、学校訪問や教職員との意見交換を精力的にこなしておられ、そのお話も現場の実態と研究の成果をつなぐものとして、多くの教職員の共感をよんでいます(本ブログ08年11月2日付に関連記事)。

以下、委員就任のインタビュー記事を『新聞全教』No.365(09年1月5日付)より転載します。短いものですが、勝野さんの思いが込められているように思います。


「教職員の地位向上に力をつくしたい」勝野正章さん(東京大学准教授)インタビュー
日本の教職員の地位の向上のために調査・研究を続けている勝野正章さんがILO・ユネスコ教員勧告適用共同専門家委員会(CEART)委員に選ばれました。その勝野さんに委員就任にあたっての抱負などをお聞きしました。

・・・委員として仕事を始めるにあたっての抱負をお聞かせください。

勝野
CEARTは世界各地の教職員の地位向上・確立のために調査・研究、普及・定着などの活動をしているところですから、ILO・ユネスコの「教員の地位に関する勧告」の理念とそれにもとづく政策への転換のために努力をしたいと思います。

CEARTは12月8日、教員評価制度などに関する全教のCEARTへの申し立てに対して、4回目の報告・勧告を日本の関係者に送付してきました。その特徴は、教職員の地位向上のための文科省の姿勢の不十分さを指摘するとともに、教育活動の専門職としての力を教職員がつけることを強く期待したことです。

日本の教職員の地位に関わる政策、制度は国際的に見ても大きな問題をはらんでいます。CEART委員として、日本の教職員の地位向上、確立のために、できる限りのことをしていきたいと思います。

・・・全国の教職員へのメッセージをお願いします。

勝野
戦後日本の教職員組合は、教職員の賃金・労働条件の改善、権利確立のために大きな力を発揮してきました。同時に教育活動の専門職として、教職員が専門性、力量を高め、子どもの学習権を守るために一貫して努力してきました。

こうした活動を続ける教職員組合は世界的に見ても希有な存在です。

これまでの活動をさらにすすめる上で、今回の報告・勧告は貴重な足場となるものであり、積極的に生かしてほしいと思います。
  1. 2009/01/09(金) 13:36:08|
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