高知高教組日誌

高知県高等学校教職員組合の活動や教育に関わる情報を発信していきます。

教育に穴が空く 高知県議会一般質問

12月10日の県議会12月定例会の一般質問で、病気や介護で教員が休んだ場合の欠員補充が困難になっている実態が取り上げられました。次は、そのことを報じた高知新聞(2008年12月11日付)からの抜粋です。

県教委によると、今秋、県内の複数の学校で補充できない状態が2週間〜1ヶ月程度続き、校内の教員らが担任に入って対応する例が相次いだという。原因の一つに県教委が挙げるのが、補充要因となる臨時講師の不足(以下、略)。


この問題は本県にとどまらず、全国的な問題としてマスコミでも取り上げられています(NHKクローズアップ現代11月6日放送「教育に穴が空く〜“非正規”教員 依存のひずみ〜」)。

本県をはじめ財政難に苦しむ多くの自治体では、正規の教員が削減される一方で、少人数学級などへの対応を人件費の安い臨時教員に依存する傾向が高まっています。

OECD加盟国の中で公費の教育への支出が最低レベルにある日本。「国民の関心は、予算額や教員数・給与などといった『投入量』ではなく、教育による『成果』ではないか」との財務省の論理を容認し、結果的に、教育に対する国の責任をあいまいにして、「教育に穴が空く」状況を放置しておくことが許されるでしょうか。

上記の県議会一般質問では、08年11月現在の臨時教員の数や定数内配置の状況についても報告されていますので紹介しておきます。

2008年度高知県公立学校 校種別教職員数
小学校 正規3497 臨時244(定数内117 定数外127)
中学校 正規1901 臨時275(定数内172 定数外103)
高校・県立中 正規1939 臨時327(定数内 91 定数外236)
特別支援学校 正規 599 臨時 87(定数内 56 定数外31)
  1. 2008/12/11(木) 20:26:26|
  2. 未分類
  3. | コメント:1

コメント

う〜む・・・

高知新聞には臨時は必要だが、正規採用はなかなか増やせない、という県教委の話も載ってましたね。

人は欲しいが、正規は増やせない…というのは高知のような貧乏県にとっては本音なのでしょうが、使われる我々にとっては、なんか都合よく使われてるなぁ〜という感じです。結局俺たちは都合のいいコマなのか!?子どもが好きで、高知が好きで、高知の子どもたちのために働きたいと思ってるのに、こんな扱い
にしかされない…

尾崎知事が教育や子どもに熱い想いを持っているのなら、まず子どもと向きっている最前線の教員にこそ政策の最優先を!!…と切に願います。
  1. 2008/12/14(日) 23:04:43 |
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  3. ぱんだ #-
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